操作マニュアル
ワイヤレスシンクロ ポートレート
Q
カメラとストロボを離して撮影したい
「ワイヤレスストロボ」
「オフカメラフラッシュ」
とも呼びます
A
従来方式の光通信方式と最新の電波方式があります。
言葉では光通信の方が新しそうですが、受光の向きや周りの明るさや障害物の影響で発光させれない事も多く、カメラと離せる距離も数メートルです。
最近は機器の向きや周りの障害物関係なく光らせる事が可能な電波方式が主流となっています。
電波の届く距離も数十メートルですのでモデルの背後にストロボを置きたい時などたいへん便利です。
純正で用意されてるオフカメラ用の電波方式ストロボもありますが(それぞれ、決められたカメラ、ストロボの組み合わせがある)若干(かなり)高価です。
純正なので信頼性は高く、メーカーによるメンテナンスなど利点も多いのですが、いかんせん屋外でストロボを使用しますと、落とす、倒れる(対策してても突風でスタンドごと倒れたりします)濡らす(雨での使用や海で波にに流される)、紛失する(使う場所が暗闇が多いので)等、けっこうハイリスクな環境で使用するのがオフカメラストロボです。
ちなみに落として壊した場合の修理代金は2万円ほどとなりますし、海への水没ですと修理不能となることがほとんどです。
そこで、最近流行りなのが中国や香港のメーカーが製造してる、これら電波式の送信機とその受信機能付きストロボです。
利点は、国内メーカーが製造するより安価な事です。
国内メーカーよりこういう商品に早く目をつけ、そしてすぐに製品化してしまうところも凄いところと思います。
とにかくどんどん出てきますので、この記事の更新も大変です!(笑)
そして様々なカメラメーカーに対応出来るところも利点です。
また、離して使うため地面に落としたりスタンドごと倒したり、忘れてきたりというリスクも高いため安価なのは多少助かりますね。
(純正ストロボの修理代より本体価格が安価です)
ただし、注意点もあります
純正ではないので(ある意味勝手に作っているので)カメラとの相性の問題
故障、不具合など修理の問題
理解が難しい中国語の取り扱い説明書
日本の電波法の技術適合(技適と言います)しているか?
などです。
ミチフォトで使っているGODOXの商品は日本の輸入代理店があり、量販店など店舗販売もされていて技適対応でもあり、日本語説明書と修理やサポートも代理店経由で可能です。
ヨドバシカメラでも購入可能です
(※amazon購入の物は「技適」対応製品でない可能性が含まれます)
カメラとストロボを離して撮影したい
「ワイヤレスストロボ」/「オフカメラフラッシュ」
★Profoto社かGodox社が定番です
Profoto
長所・安定した発光、安定した色味、超シンプルな操作性、デザイン良
短所・高価(特に多灯するには予算が必要)
Godox
長所・比較的安価(多灯揃えやすい)、製品数が豊富、リチウムイオン電池の持ちが長い、製品開発サイクルが早く改良された新機種が早く出る。
「ミチフォト」のような屋外での使用には、地面や海辺の岩の上等に躊躇なく設置しやすい価格帯なのと、多灯を揃えやすいという事で「ミチフォト」には向いている。
短所・若干発光の不発がprofotoより多い(そこは価格なり)
おすすめの電波式ストロボ組み合わせ「GODOX」
送信機と対応したストロボが必要です
送信機(カメラのホットシューに取り付けて電波で発光司令を出します)
GODOX X-PRO 送信機(ミチフォトおすすめ)
EOSカメラ(C)、ニコンカメラ(N) ソニーカメラ(S)、フジフイルムカメラ(F)、PENTAX用は直輸入品でamazonにあるようです。
ストロボ
AD100pro(KPI正規輸入品推奨/ミチフォトおすすめ)
リチウムイオン充電式で100Wのパワーでライティングに向いた形状のオフカメラストロボ。
チャージも速く、バッテリーも持ちもたいへん良くレンズのような小型でカメラバックの中への収まりも良いので持ち運びにも優れている!
GODOX AD200/AD200pro ストロボ(ミチフォトおすすめ)
リチウムイオン充電式で200Wの大パワーの他には無いスペックのオフカメラストロボ。
チャージも速く、バッテリーも持ちもたいへん良く、それでいて比較的小型なのも◎!
とにかく日中シンクロはパワー勝負になる事が多いので、持っているといないとでは表現に大きく差がでると言っても過言では無いストロボでもある。
また、アクセサリー類も多くあり、ヘッド(発光部)延長コードのEC200を使えばスタンド上には発光ヘッド部だけにして本体は下に置き、風などによる倒れた時のリスク(トップヘビーを防げるのでバランス的に倒れにくくもなる)を大きく減らす事ができるのも良い。
TT600
長所・安価
短所・チャージが遅い / 単三電池品・並行輸入品のみ
ワイヤレスストロボの使用のコツ
露出はカメラもストロボもマニュアル(マニュアル露出・マニュアル発光)がおすすめです。
カメラとストロボが離れているので、カメラの自動露出の装置が正確な(撮りたいイメージにあった)絞り値、シャッタースピード、発光量にしてくれません。
ご自身で絞り値、シャッタースピード(カメラで決められたシンクロスピード以下)、発光量を調節です。
デジタル一眼レフですので、バランスを調整しながら背面モニターで露出を確認していけば良いです。
(代理店・ケンコープロフェッショナル/KPI)
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/godox/
KPIショップ
http://www.kenko-pi.co.jp/d-shop/gx/
amazon
TT600
https://www.amazon.co.jp/dp/B078TGPDLR/
GODOX
オフカメラストロボ使用の設定のお願い
[S1] [S2] 表示は、チャンネル番号関係なく、ストロボ光で反応するモードで他者のストロボが反応(発光)しますので、ライティングが変わったり他者の露出が合わなくなります。
GODOX・AD200の場合の設定
1・[S1] [S2] 表示確認
2・Fnボタン長押し
3・ダイヤル操作でF2 [S1] [S2] 光スレーブOFF
4・ [S1] [S2]消えてればOK
GODOX・TT600とV850Ⅱはこちら
2・ZOOM/Fn(ファンクションボタン)長押し
05-OFFにする
機材案内
カメラ設定
機材
参考(amazon購入)リンク
GODOX Thinklite TT600
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B019XRU4XI
YUNGNUO
LED照明160灯
https://www.amazon.co.jp/dp/B006AUU8ME
Andoer SC-406 超高輝度 小型 LEDビデオライト
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DNU6BEM
乾電池不可
SONYバッテリー NP-FM500Hと充電器必要 BC-VM10が必要
GODOX オフカメラストロボ使用の設定のお願い
[S1] [S2] 表示は、チャンネル番号関係なく、ストロボ光で反応するモードで他者のストロボが反応(発光)しますので、ライティングが変わったり他者の露出が合わなくなります。
GODOX・AD200の場合の設定
1・[S1] [S2] 表示確認
2・Fnボタン長押し
3・ダイヤル操作でF2 [S1] [S2] 光スレーブOFF
4・ [S1] [S2]消えてればOK
GODOX・TT600とV850Ⅱはこちら